「尽くします」メールは同一文面 殺人容疑再逮捕の女、手当たり次第に送信 結婚詐欺・連続不審死(産経新聞)

 「結婚したら、あなたに尽くします」−。殺人容疑で再逮捕された木島佳苗容疑者(35)は、インターネットの結婚紹介サイトで知り合った複数の男性に、次々にこうしたメールを送り関心を引いていた。しかし、捜査関係者によると、木島容疑者が複数の男性に送っていたメールはほぼ同一の文面だったという。県警は、木島容疑者がネットで手当たり次第に“獲物”を物色していたとみて調べている。

 木島容疑者は、結婚紹介サイトで「学生」や「ヘルパー」などの肩書を使い分けて自己PR。サイトで知り合った男性には「料理が得意」「あなたに尽くします」など、家庭的な女性を装ったメールを送っていた。

 しかし、県警が木島容疑者のパソコンを押収して解析したところ、送信していたメールは、いくつかのパターン化されたフォーマット通りのものだった。

 木島容疑者は、大出嘉之さん=当時(41)=を含め6人の男性から、結婚話をエサにして現金をだまし取ったなどとされるが、捜査関係者によると、被害者が受け取っていたメールもいずれもほぼ同じものだったという。

 その一方で、木島容疑者は、自分のブログには高級ホテルに宿泊したことや、男性から高価なプレゼントをもらったこと、高級レストランで食事をしたことなど、“セレブ生活”をしていることを書きつづっていた。また、高級外車を2台購入するなど、派手な生活を送っていた。

 しかし、捜査関係者によると、家計の収支は火の車で、逮捕された平成21年9月には、預金口座はほぼゼロだったといい、結婚詐欺で自転車操業を続けていた仮面セレブ生活は破綻していた。

【関連記事】
ほかにも3人不審死 木島容疑者の関与を慎重に捜査
女を殺人容疑で再逮捕 連続不審死で埼玉県警 
埼玉不審死、きょうにも再逮捕 交際男性殺害の疑い
結婚詐欺の木島容疑者、来週にも殺人容疑で再逮捕 
結婚詐欺・連続不審死 木島容疑者を送検 カーディガンかぶり表情うかがえず

<4歳児死亡>唐辛子飲ませた母親実刑確定へ 最高裁が決定(毎日新聞)
鳥類に近い新種恐竜=1億6000万年前の化石発見−中国(時事通信)
JR函館線が運転再開=事故の特急車両撤去−北海道(時事通信)
昨年の月給、減少率最大=3.9%マイナス−厚労省調査(時事通信)
<ストーカー>ノエビア副社長を容疑で逮捕 兵庫県警(毎日新聞)

【中医協】精神病棟入院基本料、「13対1」新設で合意(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は2月3日に総会を開き、精神科医療をめぐる診療報酬上の評価について協議した。このうち「精神病棟入院基本料」では、手厚い看護体制への評価として、来年度の報酬改定で「13対1入院基本料」を新設することで合意。また、現行の「10対1入院基本料」については、平均在院日数の要件を緩和する一方、入院患者の重症度に関する基準を設けることも決まった。さらに、急性期入院料の早期退院に対する評価に加え、5年を超える入院患者の地域への移行を評価する「精神科地域移行実施加算」なども点数を引き上げる。

 新設される13対1入院基本料の要件は、▽新規入院患者に占める重症者(GAFスコア30以下、または身体合併症患者)の割合が4割以上▽身体疾患への治療体制を確保している医療機関―の2点。また、10対1入院基本料では、平均在院日数の要件を現行の「25日以内」から「40日以内」に緩和し、新規入院患者のうち重症者(GAFスコア30以下)の占める割合を5割以上とする新たな基準を設けた上で、より短い入院期間への加算にシフトする。これらの変更に伴い、精神病棟の「特定機能病院入院基本料」についても同様に見直す。

■精神科急性期治療病棟入院料は施設基準を緩和

 「精神科救急入院料」「精神科救急・合併症入院料」「精神科急性期治療病棟入院料」の3加算については、入院期間「30日以内」の点数を引き上げることで、より早期の退院を評価。3加算ではまた、医療観察法上の入院処遇が終了した人の転院を受け入れた場合の算定を認めるとともに、受け入れた月は措置入院などと同様に、入院患者数の算定から除外して扱うことも決まった。さらに、精神科急性期治療病棟入院料では、全病床の7割以上、または200床以上を精神病棟で占めるか、あるいは特定機能病院とする現行の算定要件を廃止する。
 このほか、精神と身体の両方の疾患に対する治療を評価する「精神科身体合併症管理加算」も、点数を引き上げるとともに、13対1入院基本料が新設されることを踏まえ、算定要件を一部変更する。

■精神科地域移行実施加算も引き上げ

 精神科の慢性期入院医療に関しては、5年を超える長期入院患者を直近1年間で5%以上減少させた実績を評価する「精神科地域移行実施加算」(現行は1日につき5点)の点数も引き上げる。また、統合失調症患者に投与する抗精神病薬の多剤・大量投与に歯止めを掛けるため、現行の「非定型抗精神病薬加算」(同10点)を抗精神病薬の種類数で「加算1」と「加算2」に再編するほか、現行では患者の状態とは関係なく一律に評価している「精神療養病棟入院料」を見直し、重症度に応じた「重症者加算」を新たに設けることでも合意した。加算1の点数を引き上げる一方、加算2は現行の点数を維持する見通し。精神療養病棟入院料の本体については減点する。

■強度行動障害やアルコール依存症などで3加算を新設

 専門的な医療の提供が必要な疾患への入院医療体制を評価するため、来年度の報酬改定では、「強度行動障害入院医療管理加算」「重度アルコール依存症入院医療管理加算」「摂食障害入院医療管理加算」の3加算を新設するとともに、「児童・思春期精神入院医療管理加算」の点数を引き上げる。

 この日の総会では、13対1入院基本料について、診療側の委員から「重症者の割合を増やした方がよい」「在院日数で縛りをつくるべきだ」などの意見が出たため、厚生労働省側は今後これについて検討する方針。また、改定案で重症度の基準が設けられたことを踏まえ、今後の診療報酬改定結果検証部会でこれについて検証する方向で一致した。


【関連記事】
【中医協】通院・在宅精神療法、病診で一本化へ
【中医協】DPC新係数、来年度の導入は6項目
【中医協】「がん患者リハビリテーション料」を新設
【中医協】認知症患者の退院調整加算などを新設
【中医協】有床診入院基本料を再編成

<著作権>松沢・神奈川知事が敗訴…著書の1カ所が「侵害」(毎日新聞)
<国会>政府4演説1月29日実施で3党合意(毎日新聞)
<センター入試>志願倍率は4.7倍 2次試験出願状況(毎日新聞)
神経細胞 皮膚から作成、「万能細胞」使わず 米国(毎日新聞)
答弁拒否、閣僚席飛び出し…“国会崩壊”の様相(読売新聞)

亀井氏「神戸の少年じゃないけど、郵政切り刻んだ」(読売新聞)

 亀井金融相が29日、雑誌記者などとの記者会見で、日本郵政の4分社化について問われて、1997年の神戸連続児童殺傷事件で逮捕された当時14歳の少年を引き合いに出し、「純ちゃん(小泉元首相)が、神戸の少年じゃないけど、切り刻むのが趣味じゃなかったんだろうけど、切り刻んだ」と述べていたことがわかった。

 2007年10月の郵政民営化で発足した日本郵政グループは、持ち株会社の日本郵政と傘下の完全子会社4社からなるが、亀井金融相は、小泉内閣が進めた4分社化路線を批判したとみられる。

<小沢氏聴取会見>説明責任「果たしていない」 地元にも厳しい声(毎日新聞)
車内に缶詰、「疲れ果てた」…新幹線トラブル(読売新聞)
<掘り出しニュース>ツイッターで商店街ににぎわいを 香川・高松でセミナー(毎日新聞)
部下が無免許ひき逃げ、身代わり逮捕の上司釈放(読売新聞)
路上パソコン族「ストリートコンピューティング」を探し出せ!(産経新聞)

<大逆事件>管野スガの書簡見つかる 幸徳秋水の無罪訴え(毎日新聞)

 1910(明治43)年の大逆事件で処刑された社会主義者ら12人のうち唯一の女性、管野スガ(須賀子、1881〜1911)が同じく処刑された幸徳秋水(1871〜1911)の救済を求め、獄中からひそかに新聞記者に送った書簡が、千葉県我孫子市で見つかった。当時の検閲を恐れてか、書簡は何も書かれていない白い和紙に見えるが、針で細かい穴が開けられており、光にかざすと文字が浮かぶ。今年は事件から100年。研究者から「これほど長く極秘に保管されていたとは」と驚きの声が上がっている。【武田良敬】

 書簡は、朝日新聞記者として活躍した杉村楚人冠(そじんかん)(1872〜1945)の旧宅の居間にある書棚から発見された。秋水の同志で、同居していたこともあるスガが「自分たちは近く死刑宣告を受けるので、よく調べてほしい。秋水に弁護士をつけてほしい」と訴える内容。末尾で「彼は何も知らぬのです」と秋水の無罪を訴えている。日付は6月9日と記されている。

 書簡はきれいに16折にされ、封筒に入っていた。「6月11日東京・牛込局」の消印で差出人は不明。当時、スガや秋水は獄中で取り調べを受けており、書簡が届けられた経緯は不明だが、我孫子市教育委員会の小林康達調査員は「私外(ほか)三名」といった文面からスガ自身がつづった可能性が高いと分析。「歴史のドラマそのものだ」と話す。

 楚人冠は秋水の古い友人で、スガとも知り合いだった。事件後も欧州特派員などとして活躍したが、書簡については生涯沈黙し、ひそかに保管していたとみられる。

 大逆事件に詳しい山泉進・明治大副学長(政治思想史)の話 100年間も極秘に保管されていたのは驚きだ。大逆事件関係者の思想や人間性を再評価するうえで、極めて貴重な資料だ。

 ◇書簡の全文◇

京橋区瀧山町

 朝日新聞社

  杉村縦横様

    管野須賀子

爆弾事件ニテ私外三名

近日死刑ノ宣告ヲ受ク

べシ御精探ヲ乞フ

尚幸徳ノ為メニ弁ゴ士

ノ御世話ヲ切ニ願フ

  六月九日

 彼ハ何ニモ知ラヌノデス

※「縦横」は楚人冠の筆名

法的決着発言「例えばの話」=官房長官、社民幹事長に釈明(時事通信)
小沢氏は「秘書の結婚式」に出席 「薄汚い金は受け取っていない」(産経新聞)
<埼玉連続不審死>殺人容疑で女再逮捕へ 県警2月初めにも(毎日新聞)
大学山岳部の「冬訓練」再開へ…国立登山研修所(読売新聞)
【中医協】有床診の後方病床機能を評価(医療介護CBニュース)

<観光ガイド>iPhoneかざすと史跡情報表示−−岐阜県と関ケ原町(毎日新聞)

 ◇携帯で観光ガイド 大垣の企業開発の機能活用

 携帯電話「iPhone」(アイフォーン)の端末を使った観光ガイドサービスを岐阜県と関ケ原町が始めた。iPhone内蔵のカメラで風景を映すと、モニター越しの現実の画像に、場所の説明や観光情報が映し出される機能「セカイカメラ」を利用する。県によると、自治体がiPhoneを使った観光サービスを行うのは全国初。デジタルの力が観光振興の起爆剤となるか、注目が集まっている。【山田尚弘】

 セカイカメラは、iPhoneの機能の一つで、大垣市のベンチャー企業、頓智・(トンチドット)が開発。iPhoneの全地球測位システム(GPS)機能を利用し、位置情報を取得すると、内蔵カメラで映した画面上の景色や建物などに「エアタグ」と呼ばれるデジタル標識が表示される。エアタグに手を触れると、その詳細や説明文が表示される仕組み。

 県と関ケ原町が始めたのは、関ケ原の合戦ゆかりの史跡の前で、iPhoneをかざすと、ゆかりのある武将の紹介や、歴史情報が表示されるサービスだ。同町には「石田三成陣跡」など9件の国指定史跡のほか、合戦ゆかりの史跡が7カ所ある。観光客から「案内表示が少ない」との声も多かったが、文化財保護法や景観条例による規制があるため、多数の看板を周囲に立てるわけにはいかなかった。デジタルの世界であれば、無料で情報量にも限りはなく、看板を立てる必要もない。県は昨年末、古戦場の60カ所で「公式の観光情報」を表示できるように整備した。

 同町によると、関ケ原古戦場の観光客数は、関ケ原合戦400周年祭があった00年は20万人以上だったが、08年は6万7500人に減少した。同町は今後、観光客にiPhoneを貸し出し、観光の目玉にしたい考え。県情報産業課の担当者は「将来は、史跡の前に立つと、合戦を再現した動画を端末で再生できるような仕組みが作れると面白い」と期待を込める。

 県は3月に岐阜市内で開くイベント「あじな岐阜遊歩祭」でも同様のサービスを試験的に実施する。岐阜駅や玉宮町、柳ケ瀬、岐阜城など各地点でiPhoneをかざすと、画面上に岐阜のまちや信長に関するクイズが表示され、まち歩きを一層楽しめる。

 県産業流通課の担当者は「新しい技術で全国から人を呼び込みたい」と意気込んでいる。

大阪の替え玉殺人、中国籍の女に無期判決(読売新聞)
動物園のペンギン盗む、ペット店主がバッグに入れ(読売新聞)
<株主代表訴訟>西松建設元役員らを提訴 違法献金返還求め(毎日新聞)
<お別れの会>大塚雄司さん=2月18日、都内ホテル(毎日新聞)
秋葉原無差別殺傷初公判 遺族「なぜ事件起こしたのか」(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。